6年後期保護者会
本日は後期保護者会。
ここ最近の模試の受験者数の話や、今後の取り組みについて全体に向けての話があり、その後クラス別のお話。
まず去年同時期と比較して、男女共に1,000名程度合不合受験者数が増えているとのこと。
コロナ禍において私立の教育を求める方が増えてるのかな?
毎年「今年は厳しい受験になる」と聞いているのでもはや危機感はない。想定内。あまり数に惑わされても仕方がないので個人的にはスルー。
また、2/1〜2/3である程度進路をかためるというのが最近のトレンドらしい。
そのためにも2/1は午前午後受け、かつ、2/1午後は当日中に結果が出て、その結果によって2/2の受験校を変えられるようにするW併願というのも非常に多いらしい。
たしかに我が家も2/1の結果によって2/3は受ける学校を変える予定。もっというなら、今後のニャロ太の考え次第では2/2も変えるかもしれない。
そのときになって焦らないようにあらゆるケースを想定しておくことはすごく大切だと思う。
あともうひとつのトレンドとしては、土日も塾で勉強するというのがここ最近の中受スタイルとのこと。
個人差はあると思うけど、確かに家でひとりで…というか親のフォローだけで質の高い学習ができるのか?と聞かれたら我が家はNO。さらにいうなら、わりと面倒な性格の息子、家庭教師や個別で相性の良い先生に出会えるかはわからない。それならば必然的に塾のカリキュラムに乗るしかないよねー、というのが我が家の考え。
それにドS先生からも言われた。
👨🏫家に篭り始めたらヤバイ
と。この真意は、元々外の集団塾でガリガリやっていた子が、プレッシャーから家でひとりでやりたいと言い出したら危険ということ。元々通信とかでやってる子は別。前者でこもりはじめると、現実逃避してしまってる場合があると。ただ今の子ってこういうプレッシャーに弱い子も多いから結構難しい問題でもあるらしい。
…と、ここまでが全体に向けてのお話。
クラス別の話はなかなかシビアで、グサグサ胸に刺さった…
まずは国語の先生から。
正直、6年後期に国語について、NNや過去問以外のものを取り組むのは時間的にほぼ無理。
じゃあ何が大切かといったら解き直し。
自分の間違えパターンを把握し、どう解けば良かったのかを見直す。
これが大切とのこと。
初見の問題を解く時、間違いなく自分のクセが出るから、間違えパターンを把握し、そこで引っかからないようにすることこそが国語で得点するために必要な力とのこと。
息子の場合、時間配分ミスったり明らかに焦って解いた問題はすぐわかる。全然問題読んでない。そういうことをしなくなるための解き直しが必要なんだと思った。
続いて算理こと学年担当のドS先生のお話。
SSクラスにありがちな、ともかく上の学校へという考え。これはめちゃくちゃ危険とのこと。
最上位クラスだから偏差値●以上の学校へ!みたいなこだわりは、時に厳しい結果を招くと。逆にSBクラスの子たちは自分たちの成績をしっかり把握して無理な受験はしない傾向らしく、蓋を開けてみたらSSの子達より合格をたくさん取ることもあるそう。
これから過去問を解き進めて合格者最低点に届かない場合、だいたいあと3問解ければ…という状態まではいけても、その3問を解けるようになることは結構大変らしい。
この差を縮められないままの場合、非常に厳しい受験になるので、併願校選びは非常に大切。
目標を高く掲げすぎて、なにがなんでも某校!みたいになりすぎていると本当に大変だから、通っても良いと思える学校をセオリー通りでなくても良いから見つけてほしいと。
(セオリー通りというのは、A校受けるなら併願はB校みたいないわゆる偏差値から見た典型的な併願のこと。)
あと今後気をつけなきゃならないのは過去問との相性。
これは偏差値の高低関係なく、全然解けない学校というのがあるらしく、解きにくいなぁと思う学校というのは入学後もやはり合わないというケースが多いそう。
なんとかその学校に寄せて合格できたとしても、入ってから苦労している子や退学してしまうケースを先生はたくさん知っているとのことで、それを聞いてゾッとした…
熱望校と相性合わなかった時はどうなってしまうのだろうか…
幸いニャロ太と推し校の過去問の相性は悪くなさそうだし、何よりとても楽しそうに問題を解いていたので、今のところ我が家的にはこの心配はないけど、併願校については気をつけなくてはと思う。
保護者会の中で、ドS先生がポロリと
👨🏫この中には付き合いが長いお子さんも多いですし、なんとか全員に合格を掴み取ってほしいので、場合によっては志望校変更の提案をさせていただくことがあるかもしれない
とおっしゃっていたんだけど、そうだよ、4年生からお世話になっている子は早2年半の付き合いなわけで、そりゃ先生としてはその子たちの努力を無駄にはさせたくないと思うよね…と思ったら胸がギュッとなった。
ニャロ太は幸いなことに今のところクラスが変わることなくずーっとドS先生にお世話になっていて、4年の最初の面談では「海のものとも山のものともつかない」「戦場で棒切れ振り回して戦ってる状態」と言われるくらい自己流でめちゃくちゃなことしてきていたけど、ドS先生にご指導いただく中で徐々に受験を自分ごととして捉えるようになり、ついには自ら進みたい道をハッキリ言うようになった…
先生との出会いが息子を変えたんだなぁーと思ったら、本当にこの努力を無駄にはしたくないし、合格という形で先生に恩返ししたいと思えてきた。
ちょっとまだ不確定要素はあるけれど、たぶんこうなるんだろうなというビジョンがあるので、それを現実のものとするためにも、私は一喜一憂せずに、見守り、信じ、支えていかねば…と改めて感じることができた、そんな保護者会だった。