国語が苦手
ともかく国語が苦手なニャロ太。
新4年生の初組分けではY60。その後も4年のころはY58-60あたりを推移していて、特に問題なかったのですが…5年の夏前から雪崩のごとく崩れていきました。
そして忘れもしない5年10月の組分け。
国語がついにY40台突入、ついでに算数でも若干コケ、わずか1点足らずでBコースへ…
たかが1点、されど1点…あと1問、漢字をきれいに書いていれば…クソ…
これはあかん!
と心の中の宮川大輔が叫び、受付開始と同時に即塾へ電話、はじめて指定日以外で面談することに…
ニャロメ:先生、一体どうすれば良いのでしょうか…
先生:まずは解き直しをさせてください。
ニャロメ:はあ…
(解き直し?一応やってるんだけどな…)
先生:何をどう間違えてしまって、どこをどう読めば良かったのかを本人にまとめさせてください。あと、語彙力も不足していますので、知らない言葉はともかく調べる習慣をつけさせてください。
(なるほどな…解き直しが甘いんだな、メモメモ…)
先生:あ、でも大切なことは国語に時間を取られすぎないでください。
(はい⁈)
先生:5年後期は正直国語に時間を費やす時期ではないです。目先の数字にとらわれて算理社まで崩れたらそれこそ取り返しがつかなくなります。だから、解き直しは長文1個につき2問程度で結構です。自信があった、あるいはそれなりに考えて解いたのに間違えたものを中心に直してください。
これ以来、息子は解き直しをするようになりまして、なんとか次の組分けでY50以上、無事Cコースには復帰できたものの、打てども打てども響かない国語の成績…
それどころか、5年16回~6年4回までのYTですでに2度もY20台をたたき出しているんだが…え、偏差値って20台とかあんの?マジかよ?
何が一体どうなってそんなに解けないのか?
あまりに謎すぎるので、1問ずつ理由も含めて答えを言ってもらう方式をとってみることに。
そしたらわかりましたよ、奥さん。
読めてるんですよ、文章自体は。しかも読むのも速い。
ただね…精読が甘ーい!
たとえば、選択肢A~Dから1個選ぶ問いの場合、2択までは絞れるんですよ。だいたい。そっから先が…雑!
私から言わせてもらえば、な~んでせっかく2択まで絞れたのに肝心なところで雑になっちゃうのかな…と。
具体的にどう雑かというと…
根拠があいまいなまま、なんとな~くで選んでいる。
国語の大鉄則として本文中に書かれていないことはまちがいにも関わらず息子は確証を得ないまま選択している。
おいおいおい…
で、さらに(まだある)
このあたりを読んで選択した、というこのあたりの範囲が狭い!あと2行読めば書いてあるやん~!みたいなことが多々。
とりあえず息子には
・もう少し確証を得てから選択しよう
・1つの問いを解くために読み直す範囲が狭いから、前後1段落ずつ程度範囲を広げて読んでみて
というアドバイスをしてみました。
すると…まあ見つかるわけですよ、答えが。
もうわかったね?君に何が不足しているか?
組分け対策と過去問もこの方法でガッツリやったら、普通に解けてる。これが自力で再現できたらY40なんて出ないのでは…?
まあでもそんな簡単に解法をマスターできるわけがないので、しばらくの間、自宅で国語を解くときは横につきっきりで、YTや授業で実践という具合でやってもらいますかね…
正直、つきっきりで解かせるってめっちゃ大変ですけどね。でも、今やらなきゃ手遅れになる。
がんばろう…
廃版となっているためメル〇リでは高額取引されている…が、kindle版でしたら2,000円程度で入手可能。
10年くらい前に出版されたものとは言え、友情や家族、自然などのテーマは不動かと思うので、親塾される保護者の方は一度目を通されておくと良いかも。
これはニャロ太が愛読。
ニャロ太いわく、7分読みの半分メソッドが記号問題の項目が参考になると。
ただ肝心な部分が雑なので結果に結びつかない。もどかしい…